日本刀コレクションする上で、床の間などに語る場合は一般的には拵えのみを飾るのが通常であるようです。刀身は、とてもナイーブでデリケートなものであることから、日頃から眼のつく場所に飾り空気などに触れている状態は望ましくないようです。刀身は、メンテナンスを行う際に、手入れをする楽しみとして鑑賞することがコレクターとしての正しい扱いのようです。床の間などに、一般的ではありますが、拵えなどの装飾は、日光と湿気に弱いと言われています。ご自宅の中で強い日差しを避け、湿気の少ない涼しい場所に保管しながら鑑賞できる場所を探さなくてはならないでしょう。 また、刀剣を外出する際に持ち歩く時にはそれなりのルールを守りながら持ち出さなくてはなりません。その際には必ず登録証などの所持も必要です。刀剣は、扱い方によっては他人に危害を加えてしまう形で怪我をさせてしまうことも考えられますので、所有者としての責任を果たす上でも、法の中で決められているルールを守りながら楽しみましょう。